中学校との違いはある……?
今回は、進学・進級を間近に控えたみなさんに向けた記事です。
現在大学生の先輩が、高校での英語の授業についてお教えします。
皆さんの新生活への不安が少しでも解消されれば幸いです。
いきなり聞き馴染みのない言葉が登場しますよね。
この「単位」と言う言葉、今後高校や大学でよく使う言葉になりますので、覚えておきましょう。
高校と大学で単位の扱いについて異なる部分が多いですが、
今回は高校での単位の考え方についてお話します。
高校の「単位」
高校での単位は、主に「コマ数/週」を表しています。
つまり、「英語コミュニケーションⅡ 4単位」とあれば、週4コマの英語の授業が行われることになります。
一部の学校では、他の2単位などの科目に比べて、4単位だと2倍評価に影響する場合がありますが、
ほとんどの学校は「評定平均」と言って、評価の値の合計を科目数で割る総合成績の出し方を採用しています。
基本的に、HP上でカリキュラムを公開しています。
志望校などのカリキュラムを調べ、自分に合った学校を見つけましょう。
もちろん、英語以外でも、学校独自の授業が展開されていることがあります。
ぜひ探してみて、学校選びの参考にしてくださいね。
少し厳しい話ですが、高校からは義務教育ではなくなります。
つまり、あなたの意志で勉強する限りはサポートしてもらえますが、あなたが勉強を放棄すると、誰も助けてくれません。
高校からは「留年」「退学」というシステムが導入されます。
1年間の成績が学校の定める基準に満たない場合、同じ学年をやり直さなければいけません。
大学入試を見据えた授業
高校からの英語の授業は、中学での学習内容を前提にして行われます。
新しい文法を習うこともありますが、中学で習った文法を発展させたものが多いので、それほど難しいことはありません。
しかし、逆に言えば中学の内容が定着していないと、遅れを取ってしまうことになります。
そうならないためにも、春休み中は中学のおさらいをしておくようにしましょう。
これは英語だけではなく、他の教科にも当てはまることです(特に数学が顕著だと思います)。
授業では主に、教科書の長文を扱うことが多いでしょう。
およそ1,000wordsぐらいの本文の中に、新出単語や文法が登場します。
授業で読み合わせをする場合でも、事前に本文を通読しておくことは大切です。
事前に確認をしておくだけでも、授業中の内容の理解度が全く変わってきますよ。
特に新しい単語は調べるクセをつけましょう。
知らない単語が急に出てきて焦ると、そこで躓いて次に進めず、授業に遅れを取ってしまいます。
また、本文を読み終わったら、その文章を要約(Summarize)できる力を身につけましょう。
今までの国語の授業でも、同じようなことをやってきたと思いますが、その英語版です。
英語は、日本語の文章よりも段落分けが明確です。
文章の要旨となる段落を正確に捉え、自分の言葉で要約を書けるようにしましょう。
普段の学習から意識できることは、リーディングだけでなくスピーキングもあります。
ぜひ意識して勉強してみてください。
高校での評価は、割と定期テストの点数で決まります(もちろん、出席や提出物も含まれますが)。
ですから、特に推薦などを狙っている人は、定期テスト対策が非常に重要となってきます。
授業で教わった単語や文法は完璧に抑え、文章をサマライズできる力を身に着けておきましょう。
「英語コミュニケーション」と「論理・表現」の違いは?
高校からは(特に3年生から)英語科目が2つに分かれます。これらはどのように違うのでしょうか?
こちらは、前にも述べたように、長文を読解していく授業が中心です。
合わせて単語や、英語独特の表現技法を身に着けられるようにしましょう。
文法を学ぶために、短文をたくさん使って勉強していきます。
文法の量は幅広いので、予習、復習がとても大切になる科目です。
また、英作文などの課題が課されることが多いのもこちらの授業です。
コミュ英でもサマリーなどで英語を書く力を身に着け、
こちらでも実力を発揮できるようにしましょう。
※学校によって多少の違いがあります! 詳しくはご自分の学校の先生に聞いてみてくださいね。
ここまで、高校での英語の学びについて見てきました。
時には諦めそうになったり、テストでうまくいかなかったりすることがあるかもしれません。
それは仕方のないことだと思います。誰だってミスはします。
しかし、そのミスを次に繋げられるようにしましょう。
何かできなかったのかということを、一つずつ明確にして、対策すれば結果は必ず伴います。
単語が書けなかったのなら、単語帳を1日に○ページ進める、とか
ワークを終わらせる、などのノルマを決めてやってみるとやりやすいかもしれません。
それと何よりも、高校生活を楽しみましょう。
あなたの人生の中の、たった3年間というかけがえのない時間がそこにあります。
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