中学生のみなさん、こんにちは🌈
新しい学校生活にも少しずつ慣れてきたこの時期、「ESAT-J」のスピーキングテストを意識し始めている人も多いのではないでしょうか。
特に新入生のみなさんの中には、「ESAT-J YEAR 1 ってどんなテスト?」「どんな準備が必要なの?」と不安に感じている方もいるかもしれません。
この記事では、本番に向けてやる気をアップさせるコツや、知っておくだけで得点力がぐんと伸びる採点のヒントをお届けします!📚✨
採点のしくみを理解すれば、テスト本番も怖くない!
しっかり対策して、自信を持ってスピーキングに挑みましょう💪🔥
「Part A 音読の問題」の採点基準と解き方アドバイス
「Part A 音読の問題」では、 画面に表示された英文を音読します。採点は4段階で評価され、主に 発音・強勢(アクセント) と 読む速さや間の取り方 の2点が基準となっています。
📢 発音と強勢 | 🔁 読む速さや間の取り方 |
---|---|
⭐️ 最高評価 ⚫︎ 個々の語の発音が分かりやすく、語や文の強勢が適切で、文章の意味を効果的に聞き手に伝えることができている。 ⚫︎ 多少の誤りはあっても、聞き手が十分に理解することのできる発音である。 | ⭐️ 最高評価 ⚫︎ 読む速さが適切で文章の意味を効果的に聞き手に伝えることができている。 ⚫︎ 不自然な間があっても、聞き手が十分に理解することができる。 |
⭐️ 高評価 ⚫︎ 個々の語の発音がおおむね分かりやすく、語や文の強勢がおおむね適切で、文章の意味を聞き手に伝えることができている。 ⚫︎ 発音の誤りがあり、聞き手にとって分かりにくいことがある。 | ⭐️ 高評価 ⚫︎ 読む速さが適切ではないことがある(遅いまたは、一定ではない)が、文章の意味を聞き手に伝えることができている。 ⚫︎ 不自然な間があり、聞き手にとって分かりにくいことがある。 |
⭐️ 普通評価 ⚫︎ 個々の語の発音が分かりにくいことが多く語や文の強勢が適切ではないため、文章の意味を聞き手に伝えることができていない。 ⚫︎ 常に、発音に誤りがあり、強勢が適切ではないため、聞き手にとって分かりにくい。 | ⭐️ 普通評価 ⚫︎ 読む速さが適切ではないため、文章の意味を聞き手に伝えることができていない。 ⚫︎ 常に、不自然な間があり、聞き手にとって分かりにくい。 |
⭐️ 普通評価(解答なし) ⚫︎ 個々の語の大部分が分かりにくい発音であり、文章の意味を聞き手に伝えることができていない。 ⚫︎ または、評価するために十分な量の語や文を読んでいない。 | ⭐️ 普通評価(解答なし) ⚫︎ 解答全体を通して、読む速さが適切ではなく、不自然な間があるため、文章の意味を聞き手に伝えることができていない。 ⚫︎ または、評価するために十分な量の語や文を読んでいない。 |
発音・強勢(アクセント)を上達させるには
- 英語のリスニング教材やYouTubeなどで、正しい音とリズムを耳に慣れさせましょう。
- 例えば、次のようなスピーチ文をネイティブが読む音声を聞いてみてください
Hello, everyone. Do you like summer? It’s hot, but I like it. I often go to the mountains in summer. The mountains are beautiful in the morning. I take many pictures of them.
出典:東京都教育委員会
- 上のスピーチ文の音声を使って、聞こえてきた英語をマネする練習をしましょう。
- 特に “Do you like summer?” や “The mountains are beautiful” のような文では、イントネーション(音の上がり下がり)にも注意しましょう。
- 英単語の中で どこを強く読むか(stress) を辞書で調べて確認しましょう。
例:- “mountains” → 「moun-tains」(最初の音節にアクセント)
- “beautiful” → 「beau-ti-ful」(最初にアクセント)
読む速さや間の取り方を上達させるには
- 1文ずつ区切って、意味を意識しながら音読しましょう。
例:- 「Hello, everyone.(こんにちは、みなさん)」→ ここで一度止まる
- 「Do you like summer?(夏が好きですか?)」→ 疑問のイントネーションを上げる
- カンマ(,)やピリオド(.)では、少し止まることで、自然な英語に聞こえます。
例文では次のように区切って読むと自然です:- Hello, everyone. | Do you like summer? | It’s hot, but I like it. | I often go to the mountains in summer. | The mountains are beautiful in the morning. | I take many pictures of them.
- 自分の音読を録音して、速すぎたり、間がないところがないかチェックしましょう。
- 特に「The mountains are beautiful in the morning.」のように長めの文では、区切る場所を意識するとGood👍
「Part B 会話の問題」の採点基準と解き方アドバイス
「Part B 会話の問題」では、日常の場面を想定した英語でのやり取りを行います。採点基準は4段階と「グレードなし」に分けられています。評価のポイントとそれぞれの特徴は、以下の通りです。
A1.3 | 【ポイント】 ⚫︎ 三つ全ての課題(二つの解答と一つの質問)において、コミュニケーションの目的や場面、状況などに応じて適切な解答をしている。 ⚫︎ 二つの解答のうち、少なくとも一つの解答において、内容を補足する情報を加えて表現している。 | 【特徴】 ⚫︎ 必要に応じて、平易な文を使っている。 ⚫︎ 文法と語彙に多少の基礎的な誤りがあるが、聞き手が十分に理解することができる。 ⚫︎ 発音・話す速さ・間の取り方がおおむね適切で、聞き手が十分に理解することができる。 |
A1.2 | 【ポイント】 ⚫︎ 三つの課題のうち、少なくとも二つにおいて、コミュニケーションの目的や場面、状況などに応じて適切な解答をしている。 | 【特徴】 ⚫︎ 必要に応じて、平易な文を使おうとしているが、多少の誤りがある。 ⚫︎ 文法と語彙に基礎的な誤りがあり、聞き手にとって分かりにくいことがある。 ⚫︎ 発音・話す速さ・間の取り方が不自然で、聞き手にとって分かりにくいことがある。 |
A1.1 | 【ポイント】 ⚫︎ 三つの課題のうち、少なくとも二つにおいて、コミュニケーションの目的や場面、状況などに応じて適切な解答をしている。 | 【特徴】 ⚫︎ 必要に応じて、平易な文を使おうとしているが、誤りが多い。 ⚫︎ 文法と語彙に基礎的な誤りがあるため、聞き手にとって分かりにくい。 ⚫︎ 発音・話す速さ・間の取り方が不自然で、聞き手にとって分かりにくい。 |
PreA1 | 【ポイント】 ⚫︎ まとまりのない語句を並べる程度で、コミュニケーションの目的や場面、状況などに応じた適切な解答をしていない。 | 【特徴】 ⚫︎ 限られた単語や表現で答えている。 ⚫︎ 文法と語彙に誤りがあるため、解答の内容が伝わらない。 ⚫︎ 発音・話す速さ・間の取り方が不自然で、聞き手に内容が伝わらない。 |
グレードなし | 【ポイント】 なし | 【特徴】 ⚫︎ 求められている解答内容から明らかに外れている。 ⚫︎ 英語ではない、あるいは、英語として通じない。 ⚫︎ 力を測るための十分な量の発話がない。 |
1. よくある場面の会話表現を覚える
様々な場面ごとに使える英語表現を練習しましょう。
過去問にチャレンジ!
- No.1: What time do you have lunch on Sundays?(あなたは日曜日に何時に昼ごはんを食べますか?)
→ よくある日常会話の質問です。買い物や友達との会話でも、時間の話はよく出てきます。
✅ 解答例:
- “I have lunch at one.”(1時に昼食をとります。)
- “At twelve forty.”(12時40分です。)
※「時間の伝え方」も一緒に覚えると会話の幅が広がります!
2. ロールプレイをする
家族や友達と役割を決めて英語で会話練習をすると、実際のやりとりに強くなります。
過去問からロールプレイ!
- No.2: What do you usually do after school?(放課後はふだん何をしますか?)
→ 実際に誰かとロールプレイして答える練習をしましょう。
✅ 解答例:
- “I usually study math.”(私は普段数学を勉強しています。)
- “I play soccer with my friends.”(私は友達とサッカーをします。)
※ ポイント:「usually(ふだんは)」を使うと自然な表現になります!
3. 毎日1つずつ英語で質問をしてみる
日常の中で気になったことを英語で質問する習慣をつけましょう。
- 「好きな食べ物は何ですか?」→ “What is your favorite food?”
- 「家では何をして過ごすのが好きですか?」→ “What do you like to do at home?”
過去問にチャレンジ!
- No.3: オリバーに「好きな歌手」を英語で質問してください。
✅ 解答例:
- “Who is your favorite singer?”(あなたの好きな歌手は誰ですか?)
※ このように、実際の質問→答える→まねして言う、を日常で取り入れれば英語がもっと自然になります!
出典:東京都教育委員会
「Part C イラストを説明する問題」の採点基準と解き方アドバイス
「Part C イラストを説明する問題」では、1枚のイラストに描かれている内容を英語で説明します。採点基準は4段階と「グレードなし」に分けられています。評価のポイントとそれぞれの特徴は、以下の通りです。
A1.3 | 【ポイント】 ⚫︎ イラストの内容を描写する上で重要な六つのポイント(「何が」、「どこに」あるか)のうち、少なくとも五つを、コミュニケーションの目的や場面、状況などに応じて適切に描写している。 | 【特徴】 ⚫︎ 平易な文を使っている。 ⚫︎ 文法と語彙に多少の基礎的な誤りがあるが、聞き手が十分に理解することができる。 ⚫︎ 発音・話す速さ・間の取り方がおおむね適切で、聞き手が十分に理解することができる。 |
A1.2 | 【ポイント】 ⚫︎ イラストの内容を描写する上で重要な六つのポイントのうち、少なくとも四つを、コミュニケーションの目的や場面、状況などに応じて適切に描写している。 | 【特徴】 ⚫︎ 平易な文を使おうとしているが、多少の誤りがある。 ⚫︎ 文法と語彙に基礎的な誤りがあり、聞き手にとって分かりにくいことがある。 ⚫︎ 発音・話す速さ・間の取り方が不自然で、聞き手にとって分かりにくいことがある。 |
A1.1 | 【ポイント】 ⚫︎ イラストの内容を描写する上で重要な六つのポイントのうち少なくとも三つを、コミュニケーションの目的や場面、状況などに応じて適切に描写している。 | 【特徴】 ⚫︎ 平易な文を使おうとしているが、誤りが多い。 ⚫︎ 文法と語彙に基礎的な誤りが多く、聞き手にとって分かりにくい。 ⚫︎ 発音・話す速さ・間の取り方が不自然で、聞き手にとって分かりにくい。 |
PreA1 | 【ポイント】 ⚫︎ まとまりのない語句を並べる程度で、コミュニケーションの目的や場面、状況などに応じた適切な解答をしていない。 | 【特徴】 ⚫︎ 限られた単語や表現で答えている。 ⚫︎ 文法と語彙に誤りがあるため、解答の内容が伝わらない。 ⚫︎ 発音・話す速さ・間の取り方が不自然で、聞き手に内容が伝わらない。 |
グレードなし | 【ポイント】 なし | 【特徴】 ⚫︎ 求められている解答内容から明らかに外れている。 ⚫︎ 英語ではない、あるいは、英語として通じない。 ⚫︎ 力を測るための十分な量の発話がない。 |
1.「見るポイント」を決めて観察する
イラストを見たら、次の順で考えると整理しやすいです
- 場所(どこに?)
- 物(何が?)
- 状態/動作(ありますか?/見えますか?)

🔍 例:Two bags are by the box. / I can see some books in the box. / A computer is on a desk.
画像出典:東京都教育委員会
2. 一人ずつ、順番に説明する
一度に全てを言おうとせず、「何が見えるか」や「何がどこにあるか」を一文ずつ整理して話す練習をする。
3. よく使うフレーズを覚えておく
内容 | 英語の言い方 |
---|---|
~がある | is/are ~ (例:The cap is under the chair..) |
〜が見える | I can see 〜 (例:I can see a map on the wall..) |
~の上に/横に | on / next to / behind / under なども便利 |
4. シンプルな文を正しい語順で言う練習をする
【何が+動詞/状態+場所・モノ】の順に言えるようにする
- I can see the newspaper on the desk.(机の上に新聞が見えます。)
- Two bags are by the box.(箱のそばに袋が2つあります。)
◎ 練習の流れ(おすすめ)
- 英語らしい表現(前置詞や進行形)も意識して直してみる
- イラストを見て「どこで、なにが、どうなっているか/あるか」を書き出す
- シンプルな英語で文にする
- 声に出して読む(録音して聞き返すのもGood!!👍)
出典:東京都教育委員会
「Part D ナレーションをする問題」の採点基準と解き方アドバイス
「Part D ナレーションをする問題」では、3枚のイラストを順番に見て、それらの内容を英語で説明します。採点基準は4段階と「グレードなし」に分けて評価されます。評価のポイントとそれぞれの特徴は、以下の通りです。
A1.3 | 【ポイント】 ⚫︎ コミュニケーションの目的や場面、状況などに応じて、イラストにある全ての時間の表現を使い、三つのイラスト全てを一連の行動として説明している。 | 【特徴】 ⚫︎ 平易な文を使っている。 ⚫︎ 一連の行動の流れを順序立てて説明するための表現(接続詞など)を使おうとしているが、多少の誤りがある。 ⚫︎ 文法と語彙に多少の基礎的は誤りがあるが、聞き手が十分に理解することができる。 ⚫︎ 発音・話す速さ・間の取り方がおおむね適切で、聞き手が十分に理解することができる。 |
A1.2 | 【ポイント】 ⚫︎ コミュニケーションの目的や場面、状況などに応じて、イラストにあるいくつかの時間の表現を使い、三つのイラスト全てにおける行動を説明している。 | 【特徴】 ⚫︎ 平易な文を使っている。 ⚫︎ 各イラストの行動は順番に説明されているが、一連の行動の流れを順序立てて説明するための適切な表現を使っていない。 ⚫︎ 文法と語彙に多少の基礎的な誤りがあり、聞き手にとって分かりにくいことがある。 ⚫︎ 発音・話す速さ・間の取り方が不自然で、聞き手にとって分かりにくいことがある。 |
A1.1 | 【ポイント】 ⚫︎ コミュニケーションの目的や場面、状況などに応じて、少なくとも二つのイラストの行動を説明している。 | 【特徴】 ⚫︎ 平易な文を使おうとしているが、誤りが多い。 ⚫︎ 文法と語彙に基礎的な誤りが多く、聞き手にとって分かりにくい。 ⚫︎ 発音・話す速さ・間の取り方が不自然で、聞き手にとって分かりにくい。 |
PreA1 | 【ポイント】 ⚫︎ まとまりのない語句を並べる程度で、コミュニケーションの目的や場面、状況などに応じて、行動を適切に説明していない。 | 【特徴】 ⚫︎ 限られた単語や表現で答えている。 ⚫︎ 文法と語彙に誤りがあるため、解答の内容が伝わらない。 ⚫︎ 発音・話す速さ・間の取り方が不自然で、聞き手に内容が伝わらない。 |
グレードなし | 【ポイント】 なし | 【特徴】 ⚫︎ 求められている解答内容から明らかに外れている。 ⚫︎ 英語ではない、あるいは、英語として通じない。 ⚫︎ 力を測るための十分な量の発話がない。 |
1. 「いつ・だれが・どこで・何をしたか」をはっきりさせる
表示されたイラストを見て、まず「時間」「人物」「場所」「行動」に注目する。
- I wash my face at 6:45 (a.m.).”(午前6時45分に顔を洗います。)
- And I have breakfast at seven o’clock.(そして7時に朝食を食べます。)
- At eight fifteen, I go to school.(8時15分に学校に行きます。)

画像出典:東京都教育委員会
2. 出来事の順番をつなぐ言葉を使う
- first, then, after that, finally など、順番を表す接続詞を覚えて使う。
例:- “First, he ate breakfast. Then, he went to school.”
3. すべてのイラストをつなげて、1つの流れにする
- 表示されたイラストを見て、まず「時間」「人物」「場所」「行動」に注目する。
例:- I wash my face at 6:45 (a.m.).”(午前6時45分に顔を洗います。)
- And I have breakfast at seven o’clock.(そして7時に朝食を食べます。)
- At eight fifteen, I go to school.(8時15分に学校に行きます。)
- イラストごとにバラバラに話すのではなく、1つの物語のように話す練習をする。
- イラストごとの時間の表現を使うのがポイント! 例:First, At first, Then, Next, After that,Finally, At the end
4. 文はシンプルでOK。正しい語順を意識する
- 表示されたイラストを見て、まず「時間」「人物」「場所」「行動」に注目する。
例:- “At seven (a.m.), I eat breakfast.”
5. 音読や録音で練習する
・自分の説明を声に出して読んだり録音して聞き直したりすると、発音や話す流れも上達する。
出典:東京都教育委員会
最後に大切なこと!
コミュ二ケーションを楽しむ気持ちを忘れずに!
ESAT-Jでは、英語力そのものだけでなく、積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢も評価の対象となります。試験を通じて、英語での対話の楽しさを感じられるようにしましょう!英語を使う楽しさを感じながら学ぶことが最も重要です。自分のペースでしっかり準備を進め、試験本番でその力を存分に発揮してくださいね!Good luck!🍀✨
アプリのインストールはこちらから 📲
AKAでは、「ESAT-J」試験を控えた中学生の皆様に向けて、AIを活用した学習支援アプリ「Musio ESAT-J」を開発しています。
このアプリは、東京都立の中学生向けに英語スピーキングテスト「ESAT-J」の本番と同じ形式で構成されており、各パートの演習や模擬テストが端末ひとつで手軽に行えます。
また、試験によく出る単語や表現を練習できる学習機能に加え、テストの解答内容はAIが自動で評価し、即時にフィードバックを提供します。さらに、過去の成績との比較ができる進捗レポートも確認できるため、弱点を効率的に克服することが可能です。
初めての方でも、模擬試験を1回無料で体験可能ですので、ぜひお気軽にお試しください。
限られた試験前の時間を最大限に活用できるMusio ESAT-Jで、効果的にスピーキング対策を進めましょう。
Google Play および Google Play ロゴは、Google LLC の商標です。
Copyright © 2024 Apple Inc. All rights reserved.