受験生の皆さん、こんにちは!!
いよいよ「ESAT-J YEAR 3」が近づいてきましたね。この記事では、試験本番に向けてやる気を高めるためのポイントをお伝えします!💪✨
採点基準を知れば、得点アップ間違いなし!!
この度、東京都教育委員会より「ESAT-J YEAR 3」の採点基準が公開されました。こちらには試験で求められるスキルが各パートごとに明確に定義されています。試験は「Part A 音読の問題」「Part B 会話の問題」「Part C ナレーションをする問題」「Part D 自分の意見を発表する問題」の4つのセクションに分かれており、それぞれに重点ポイントが設定されています。
評価基準をしっかり把握し、効率的な練習を積み重ねることで、確実にスキルアップを目指しましょう!
Part A の採点基準
「Part A 音読の問題」は、4段階で評価され、主に 発音・強勢 と 読む速さや間の取り方 の2点が基準となっています。
(最高評価) ・発音と強勢が適切で内容がよく伝わる。 ・多少の誤りがあっても十分理解可能。 ・読む速さと間の取り方がほぼ適切。 | ・発音や強勢に不安定な部分があるが意味は伝わる。 ・読む速さや間が適切でないことがあるが理解可能。 |
・発音や強勢が適切でないため内容が伝わりにくい。 ・読む速さや間に問題があり、理解が困難。 | (解答無し) ・発音がほとんど聞き取れないか、評価に十分な量の文章を読んでいない。 |
高評価を得るには、以下を意識する必要があります!
- 正確な発音
- 適切な強勢
- 一定のスピード
- 適切な間
Part B の採点基準
PartB~Dについては英語能力到達度指標「CEFR-J」を参考指標としています。
「Part B 会話の問題」は、コミュニケーション能力を5段階(A2.1 ~ PreA1)と「グレードなし」に分けて評価しています。それぞれの基準を以下にまとめました。
A2.1 達成:5つの課題全てで適切な解答ができる。 特徴:文法・語彙・発音・話す速さ・間が適切で、聞き手が十分理解できる。 | A1.3 達成:5つの課題のうち4つで適切に答える。 特徴:平易な文を使用し、多少の誤りがあっても聞き手が理解できる。 | A1.2 達成:5つの課題のうち3つで適切に答える。 特徴:文法や語彙に基礎的な誤りがあり、聞き手にとって分かりにくい部分がある。 |
A1.1 達成:5つの課題のうち1つで適切に答える。 特徴:文法や語彙に多くの誤りがあり、聞き手が内容を理解しづらい。 | PreA1 達成:コミュニケーションが成立しない。 特徴:限られた単語や表現を使うが、内容が伝わらない。 | グレードなし 英語ではない、または内容が全く通じない。 発話量が不十分で評価不可。 |
高評価を得るには:文法・語彙の正確性、明瞭な発音、適切な話す速さと間を意識する必要があります。
Part C の採点基準
「Part C ナレーションをする問題」の評価基準では、イラストを使った出来事の説明能力を6段階(A2.2 ~ PreA1)と「グレードなし」に分けています。それぞれの基準を以下にまとめました。
A2.2 達成:4つのイラスト全てについて、重要な5つのポイントに触れ、時間順に説明。 特徴:文法・語彙を幅広く正確に使い、接続詞や代名詞を効果的に使用。発音や話す速さも適切で理解しやすい。 | A2.1 達成:4つのイラスト全てについて、重要な4つのポイントに触れ、時間順に説明。 特徴:文法・語彙を適切に使用し、接続詞や代名詞で出来事の流れを説明。発音や話し方もおおむね適切。 | A1.3 達成:4つのイラスト中、1つの説明が不十分だが、一連の出来事として説明。 特徴:平易な文で説明し、接続詞や代名詞を使おうとするが誤りあり。聞き手が十分理解できる。 |
A1.2 達成:4つのイラスト中、少なくとも2つの出来事を説明。 特徴:平易な文を使うが、適切な流れを示す表現が不足。誤りが多く、分かりにくい部分がある。 | A1.1 達成:イラストの出来事に触れるが、適切な説明ができていない。 特徴:文法・語彙に誤りが多く、発音や話す速さも不自然で、内容が伝わらない。 | PreA1 達成:出来事を説明できていない。 特徴:限られた語句を使い、誤りが多く、内容が伝わらない。 |
グレードなし ・適切な説明が全くない。 ・英語ではないか、発話が評価基準に満たない。 | ー | ー |
高評価を得るには:出来事を順序立てて、正確な文法・語彙で説明することと接続詞や代名詞の活用も重要です!
Part D の採点基準
「Part D 自分の意見を発表する問題」では、意見を述べる能力を6段階(A2.2 ~ PreA1)と「グレードなし」に分けて評価しています。
A2.2 達成:3つのヒントや自分の考えを基に、理由や例を加え、明確で詳しい意見を述べる。 特徴:接続詞を効果的に使い文法・語彙を幅広く正確に使用。発音や話す速さも適切で理解しやすい。 | A2.1 達成:3つのヒントや自分の考えを基に、理由や例を加え、明確な意見を述べる。ただし補足説明は不十分な場合がある。 特徴:接続詞を使って関連付ける。文法や語彙を適切に使用。発音や話し方も適切。 | A1.3 達成:3つのヒントや自分の考えを基に、少なくとも1つの理由や例を加え、意見を述べる。 特徴:平易な文を使い、接続詞を試みるが誤りあり。文法や語彙に多少誤りがあるが、十分に理解可能。 |
A1.2 達成:3つのヒントや自分の考えを基に、意見を述べようとし、理由や例を伝えようとする。 特徴:接続詞を使わず、文法・語彙に基礎的な誤りが多い。聞き手には理解しにくい部分がある。 | A1.1 達成:意見を述べようとするが、理由や例が述べられていない。 特徴:文法・語彙に多くの誤りがあり、内容が分かりにくい。発音や話し方も不自然。 | PreA1 達成:意見や理由を述べられず語句を並べる程度。 特徴:単語や表現が限定的で誤りが多い。聞き手に内容が伝わらない。 |
グレードなし 評価不能:求められる内容に合わない、英語として成立しない、または発話が少なすぎる。 | ー | ー |
高評価を得るには:理由や例を付け加えて意見を明確に述べることと接続詞の活用や文法・語彙の正確さが重要です。
採点基準を味方に、自信を持って挑もう!
Part A: 聞き手に伝わる音読を目指そう!
Part Aでは、文章の内容を正確に伝えることが求められます。次を意識して練習しましょう!
- 発音やイントネーションに気を付けて、相手に伝わりやすい音読を心がける。
- 文章を理解したうえで読むことで、自然な表現が身に付きます。
Part B, C, D: 表現の幅を広げる努力を!
Part B,C,Dでは、質問への回答だけではなく、関連情報を付け加えることで、より良いコミュニケーションが評価されます。
- できるだけ多くの情報を英語で伝えるように心がけましょう。
- 学校で習った表現や語彙を活用して、回答に深みを持たせると◎!
- 少し難しい文法や表現にも挑戦して、自分の可能性を広げましょう。
コミュニケーションを楽しむ気持ちを忘れずに!
ESAT-Jでは、英語力そのものだけでなく、積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢も評価の対象となります。試験を通じて、英語での対話の楽しさを感じられるようにしましょう!英語を使う楽しさを感じながら学ぶことが最も重要です。自分のペースでしっかり準備を進め、試験本番でその力を存分に発揮してくださいね!Good luck!🍀✨
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